まさに生づめをはぐという、昔の鬼平犯科帳のような時代劇か何かに出てくるような、あの恐ろしい拷問そのものです。もちろん麻酔をして処置されたでしょうが、その傷が治って、つめをはがしたあとから生えてきたつめは、見るも無残な、不格好な分厚い丸いごつごつとした形の巻きづめになってしまいました。
そのために、つめが伸びるとつめの先、指先のほうに伸びるだけではなくて、親指のつめの横の肉に食い込むようになってしまいました。これが巻きづめというやつです。つめを切るには普通のつめ切りでは先は切れても横のほうが切れません。肉に食い込む前に、ニッパーのような先の細いつめ切りを使わないと、横のほうは切れなくなってしまいました。

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